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【エンゲージメントとは?】従業員エンゲージメント、ワークエンゲージメント、ワーカホリズムの違いについて解説

エンゲージメントサーベイを活用し、従業員エンゲージメントを向上させようとする企業が増えています。一方でエンゲージメントという言葉とともに、従業員エンゲージメントやワークエンゲージメントなどの多様な使われ方もされています。
この記事では、従業員エンゲージメントとワークエンゲージメントの意味や使われ方の違いについて解説をします。

エンゲージメントとは

まずエンゲージメント(エンゲイジメント、engagement)は、直訳すると「約束」「婚約」などという意味をなす言葉です。
このエンゲージメントという言葉が従業員エンゲージメントになると、従業員が会社や組織、業務に対して抱くポジティブな結びつきや関係性などを指します。

つまり従業員エンゲージメントが高い状態とは、従業員が強い結びつきや関係性を感じている状態といえるでしょう。

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メンバーシップ採用からジョブ型採用へのシフトや働き方改革の推進など、会社と従業員を取り巻く環境が大きく変化しようとしています。また、それに対応する形で評価制度や待遇、制度などの変更が行われるケースもあります。では、こうした変化は従業員にとってポジティブに受け止められているのでしょうか。満足度が上がっているのか下がっているのか、こうした状況を把握するツールとして従業員満足度調査(Employee Satisfaction調査)があります。

ワークエンゲージメントとは

一方、ワークエンゲージメントはどうでしょうか。
ワークエンゲージメントは、従業員が抱く仕事に対するポジティブな結びつきや関係性となりますので、従業員エンゲージメントより対象の範囲が限定されます。

言い換えますと、従業員エンゲージメントの中で仕事に対して限定して用いられる言葉がワークエンゲージメントということになります。

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ワーカホリズムとは

少し気を付けたいのが、ワーカホリズムです。
よくワーカーホリックという言葉で使われますが、ワーカホリズムとは「強迫的に働く状態」を意味します。他のなにかを犠牲にしても仕事を終わらせなくてはならない、次にすべき仕事のことが頭から離れない、など常に仕事に追い立てられている状態といえます。

ワーカホリズムにある人は、仕事に対する活動量が多く、従業員エンゲージメント、ワークエンゲージメントが高い状態にある人に引けをとりません。その分結果も出すことができますので、企業にとっては大事な戦力となります。

大きな違いは、ワーカホリズムは長くは続かず、最終的に心身の健康を害してしまう危険性があるということです。

企業や管理職は、従業員や部下が出す結果や成果だけをみてしまうと両者の違いに気づけなくなってしまいます。

従業員や部下が、会社や仕事に対するポジティブな感情を原動力としているのか、それとも追い立てられるようなネガティブな感情を原動力にしているのか、日々のコミュニケーションによって把握しておく必要があります。

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