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プレゼンティーイズムサーベイ「WFun」

健康問題で業務に困っている従業員を個別フォローしませんか。
プレゼンティーイズム測定ツール「WFun」は、個別フォローに特化した日本発のアセスメントです。

WFunとは・・・

健康問題による労働機能障害評価プログラム

WFunは、 “企業の「健康経営」ガイドブック(経済産業省)”および “健康経営度調査票”において、推奨されているプレゼンティーイズム測定ツールです。

当社は、2018年10月に産業医科大学とライセンス契約を締結し、企業・団体へのご提供を開始しました。

WFun(Work Functioning Impairment Scale)は、産業医科大学で開発された、健康問題による労働機能障害の程度を測定するための調査票です。心理測定学理論およびRasch modelと呼ばれる数学理論にもとづいて開発されました。

WFunの特徴

集団や個人の特性に依存せず、性別、年齢、業種に影響されない、客観的な労働障害の程度を定量化し、個人間、集団間の比較をも可能とする測定ツールです。

7つの 質問項目

調査票は、簡易な7つの質問のみです。
(例:「ていねいに仕事をすることができなかった」)

疾患 非特異的

特定の疾患や症状を対象としていません。どのような疾患や症状であれ、労働機能の障害を経験している状態を測定します。

医療情報を用いない

WFunの質問項目には、健康情報は用いられません。
そのため、必ずしも保健医療職でない職場の担当者でも、取り扱いやすい内容となっています。
なお、医療情報を用いていませんが、医学的な症状やその後の休職リスクと強く関連することが示されています。

一次元性と局所独立性

この調査票は、「労働機能障害の程度」という、一つだけの概念を測定します(一次元性と呼びます)。
また、回答は、回答者の「労働機能障害の程度」のみによって規定されます。

総点のみの評価

WFunは総得点が全ての情報を保有しています。質問項目ごとの回答パターンを分析する必要はありません(統計的に、「総点がsufficient statistics」と呼ばれる特徴です)

客観性

数学的な性質上、評価は、性、年齢、職種などによって、解釈が影響されません。(同じ点数であれば、どのような属性でも、同程度の労働機能障害を経験していると解釈可能。この特徴があるため、年齢構成や職種に関係なく、部署間や、会社間のベンチマークが可能です。

WFunの調査

調査は、簡易な7つの質問のみです。回答に要する時間は5分程度です。

Q)普段の体調の良い時と比べて、あなたは現在お仕事に関して次のようなことがどのくらいありますか。

ほぼ毎日ある 週に2日以上 週に1日以上 月に1日以上 まったくない
ていねいに仕事をすることができなかった
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  • 対象者の回答パターンは、対象者の「労働障害」の程度によってのみ規定され、他の要因からの影響を受けません。
  • 回答バターンを分析する必要はなく、総得点が全ての情報を反映しています。
  • 得点は客観的です。点数の解釈は、集団の属性に関わらず不偏です。 この特徴があることから、異なる集団間の比較が可能となります。

WFunの活用事例

Q.労働機能障害の程度が高い従業員に介入したい。また、その効果検証を行いたい。

目的に応じた介入 【 ①、②、③ 】

従来、介入対象は、健康リスク(健康診断結果、ストレスチェック等)の大きさで優先順位を定めているケースが多かった。
健康リスクだけでなく労働機能障害の程度を加味して対象者の選定を行うことで目的に応じた介入を実施することも可能
例)ストレスチェックの面談実施者の選定に活用
(高ストレスに加え、高度の機能障害を経験している方を選定する等)

生産性向上のための課題把握・対策 【 ③ 】

健診結果、ストレスチェック等から健康リスクを把握することはできないが、 労働機能障害を有しているケースがある。 この場合、保健師等による面談、アンケート等を活用することで、従来は 把握しきれていなかった健康課題を把握し、対策を講じることが可能となる。


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