上新電機株式会社
2016年より当社サービスをご利用
1948年創業。大阪市に本社を置き関西を中心に全国展開している大手家電量販店チェーン。「Joshin(ジョーシン)」というブランド名で知られており、家電製品だけでなくおもちゃや模型、ゲーム、映像・音楽ソフト、日用品、リフォームと幅広い商品を取り扱い、また実店舗だけでなく、オンラインショッピングにも注力しており、「Joshin Web」という公式通販サイトで幅広い商品を提供しています。地域密着型の経営を重視しつつ、全国展開を進め、高い接客力・きめ細やかな接遇力で他社との差別化を図っているのが特徴です。
- 課題とニーズ
- 健康経営を進めていくうえで他社データとの比較や課題発見に独力での実施に限界を感じていた点。
- 導入された当社サービス
- 健康経営推進総合コンサルティング
- ストレスチェック「LLax seed」
- ポイント
- 当社の豊富な実績に基づくフィードバックにより課題が明確となり、健康経営に対する戦略的アプローチが可能になった点
Q.どのようなきっかけで、当社健康経営コンサルティングサービスに興味をお持ちいただき、導入まで至りましたか。
SOMPOヘルスサポート社とは、ストレスチェックの義務化当初から長年の付き合いがあります。健康経営に取り組む中で、さらなる偏差値や順位の向上を目指してご相談したところ、ご提案をいただき、検討に入りました。ストレスチェック集団分析においては、データの見やすさや研修での解説の分かりやすさでも信頼がありましたが、提案を受けて他社との比較や課題抽出を明確に行っていただける点は、独力では行えないと感じ、サービスの導入に至りました。
Q.当社健康経営コンサルティングサービスを導入し、現在どのような活動に取り組まれていらっしゃいますか。
年間3回のコンサルティングを実施いただいています。健康経営度調査票提出前の9月、フィードバックシート返却後の1-2月、健康経営の年間計画を策定する3-4月に打ち合わせを実施しています。3回のコンサルティング以外にも質問に対する回答や研修動画サービスなど足りないところを補完するサービスを活用するなど年間通じてアドバイスはもらっており、調査票対策だけではなく、実質的な健康経営に対するサポートをいただいています。また、SOMPOヘルスサポート社には「健康経営」というテーマに対し、問題提起と課題指摘の役割を担っていただいています。それに対し、我々健康経営推進室や産業保健スタッフは具体的な対策立案と実施を行っていくという役割分担ができています。また事業所数が多いので各事業所の衛生委員会を通じ取り組みを展開するなど全社を巻き込む工夫を行っています。
Q.当社サービスの導入によって、どのような変化を感じていらっしゃいますか。
一番は目に見えて健康経営度調査票のスコアが上がってきていることです。また健康経営の取り組みのスピードが上がったことも大きな変化だと感じています。それは他社事例や豊富なデータをSOMPOヘルスサポート社が提供してくれることで自社の課題が明確になり、優先順位を付けて取り組めるようになったことがポイントでした。健康経営を戦略的にアプローチできているのがコンサルティングを導入した大きな効果でした。
Q.御社で力を入れている健康経営施策を教えてください。
禁煙施策には力を入れています。お客様からの声も多数ありますし、全社喫煙アンケートでも多く声があがったため、従来の「敷地内全面禁煙ルール」に加えて「就業時間内禁煙ルール」と「事業所入場45分前禁煙ルール」を策定しました。2024年12月より推奨施行し、2025年4月から就業規則にも追加した上で、本格施行となります。先のアンケートでも喫煙者のうちの約6割に禁煙意思が確認できたため、禁煙促進策として、健康保険組合と連携しオンライン禁煙プログラムを無料で提供しています。更に保健師の介入によるプログラムの利用を促進するサイクルも構築します。
Q.今後、当社にどのようなことを期待されていますか。
フィジカル面のデータ分析に期待をしています。特にプレゼンティーイズムやエンゲイジメントなどとの相関分析には興味があり、今後健康経営を進めていくうえで重要なデータになってくると思います。精密かつスピーディーな対応が必要な分野かと思うので、ストレスチェックや健康経営でお世話になっているSOMPOヘルスサポート社に期待をしています。更なる健康経営の推進、健康経営度調査票のスコアのランクアップを目指していきたいと思っているので今後ともご支援よろしくお願いいたします。